妻が亡くなってから、妻の両親と衝突しました。
原因はお互いの考え方の違いとしか言えないのですが、どのようなことで揉めごとが生じたのか紹介します。
1.お墓・仏壇
妻が亡くなる時に、妻の父からこのようなことを言われました。
こちらでもお墓を作りたいから、お骨(こつ)を2つ準備したい。
僕の父も妻の父も、一家の長男ではなかったため、お墓や仏壇を所有していませんでした。なので、妻の死を期にうちでお墓や仏壇を準備することにしていたのですが、妻の父もお墓と仏壇を購入すると言うのです。
それはよくあることなのか、珍しいことなのかよく分からなかったので、とりあえず僕の父に相談してみました。すると、「そんなことをするのはおかしい。うちを信用していないんじゃないか。」と、結構怒っていました。
それから、知り合いのお坊さんにも聞いてみました。お坊さんの返事は「なぜそんなことをするのか。例えば、お互いの家が新幹線や飛行機を使わなければならないほど遠くて、なかなか拝みに行くのが難しいというのであれば分からなくはないが、そうでもないのにわざわざそんなことをする意味が分からない。亡くなった方がどこに帰ればいいのか分からなくなってしまうよ。」とのことでした。うちと妻の実家は車で高速を使って1時間ほどの距離です。毎週末でも通える距離です。
父親や坊さんから話を聞いたうえで僕が感じたのは、「妻の両親は僕を信用していなくて、自分たちできちんと供養したいんだろうな。」ということでした。すごく腹ただしい気持ちでした。
僕は両親と話をして、お墓をうちの地元に作ることは決めていたので、妻の父には「お墓や仏壇については好きにしてください。お骨を分けてもいいです。うちは地元にお墓を作ります。」と伝えました。その代わり、今後の付き合いは距離を置かせてもらいますよ、というのは言いはしなかったですが、心の中で思っていました。
2.余計な言葉
お葬式が終わってからのことでした。
妻の父に言われました。
お父さんは人望がないのか?
親族がほとんど来ていなかったし、お花も少なかった。
だったら何なのか。今さらそんなことを言われても困ります。
そんなにうちが嫌ならもう関わらないでください、という気持ちでいっぱいでした。
3.保険金
妻が亡くなってから、妻が掛けていた生命保険がおりることになりました。この保険は結婚する前から掛けていたもので、結婚してからも受取人を妻の父にしたまま変えていなかったので、残念ながら僕には全く入ってきませんでした。
妻の貯金なんてほとんどなく、今後子供を養っていくことにもなるので、少しでも分けてもらえないかということを一度相談してみました。返ってきた答えは「No」。
今後困った時があれば相談してください。
とのことでした。
この時思ったのは、二度と相談するか、僕が子供を養っていくからもう関わらないでくれ、ということでした。
結果・・・
お葬式が終わってから数ヶ月は、妻の実家で子供の面倒を見てもらっていました。その間、僕は毎週末そちらに出向いて子供をあやしたりしていたのですが、内心は妻の両親に対してすごく不快な気持ちを抱いていたのでずっとイライラしていました。
そんな中、僕の実家の近くで0歳からでも預かってもらえる保育園があることを知ったので、4ヶ月目ぐらいからは子供を引き取りました。
しかし、毎週のように「今週末行っていいですか?」「次はいつ行っていいですか?」という連絡が届くようになりました。僕は月1ぐらいのペースで来てもらって子供を会わせたりしていたのですが、向こうは「もっと頻度を上げてほしい」とか「たまにはこっちの家に泊まらせたい」とか言い出しました。
これまで散々距離を置きたいようなことを言ってきておいて、実際にこちらから距離を置くと距離を詰めてくるという、、、全くわけが分からなかったので僕は「会う頻度を上げたり、泊まらせるのは無理」と伝えたうえで、LINEをブロックしました。
それによって、かなりストレスから解放され楽しく過ごしていたのですが、数ヶ月経って、とある封筒が届くのでした。。。
この後の出来事はまた別の記事で紹介します。
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