妻の両親からの連絡を無視し続けたせいで調停をすることになり、その結果、年に2回子供を会わせることになりました。
僕は、
- 僕と妻の両親が顔を合わせなくて済むこと。
- 費用がかからない、もしくはかかっても先方が負担すること。
これらを満たすのであれば面会OKと考え、それを実現できそうな支援センターに頼ることにしました。
支援センターとは・・・
どこの都道府県にも「家庭支援センター」とか「家族支援センター」といったNPO法人があるのではないかと思います。このような団体は、夫婦が別居や離婚したことで子供の面会が困難な場合に、その夫婦の間に入って子供の面会をサポートしてくれます。
NPO法人(=非営利活動法人)であるため、大金を請求されたりぼったくられたりすることはないと思います。ただ、利用するにあたっては、調停などで合意されていることが前提だったりするかもしれません。
それから、基本的には夫婦問題の対応がほとんどで、うちのケースのように、娘婿と義理両親の間での面会対応は珍しいそうですが、柔軟に対応してくれました。
面会方法
双方が対面することなく子供の面会を実施するというのは、どういう方法なのか紹介します。
まず、面会の1ヶ月前ぐらいになると、面会日の調整に関するメールが支援センターのスタッフさんから送られてきます。何日か候補があって、その中でこちらが返事する形です。
そして面会当日ですが、例えば、面会時間は10時から17時で取り決めているとします。その場合、僕が子供を連れて、9時55分までに待ち合わせ場所に行きます。待ち合わせ場所には、支援センターのスタッフさんがいて一旦子供を預かってくれます。僕は預けたらすぐにその場を去ります。
一方、相手は10時以降に待ち合わせ場所に来るように言われており、予定どおり到着すると、すぐに子供を引き取ることができます。
帰りはその逆です。
相手は16時55分までに待ち合わせ場所に子供を連れてきます。その時、どんなことがあったか等を簡単に支援センターのスタッフに伝えてから帰ります。
僕は17時以降に待ち合わせ場所に行きます。そこで支援センターのスタッフさんから子供を引き取って帰ります。その際、スタッフさんがその日のことを教えてくれます。
うちの場合だと、担当スタッフさんは4名いて、連れて行った時と迎えに行った時で2名ずつ対応してくれます。
契約の流れ
支援センターを活用するにあたり、まず事前面談がありました。
面会方法の説明や面会時の注意点、そしていつかは支援なく面会できるように双方が歩み寄ることを目指してほしい、という団体の方針等を聞きました。そして、面会頻度や面会の時間、プレゼント等を買い与えてもいいか等も決めたと思います。
納得できたら契約書にサインをして、その年の分の費用を支払います。この費用は毎年更新費用として支払いが必要ですが、5,000円とか1万円とか、その程度ではないかと思います。
費用があまりかからず、相手と顔を合わせなくて良いシステムは、面会に対するストレスを抑えられるので僕はおすすめだと思います。
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