FIRE(を目指すこと)に対する批判について思うこと

人生について

先日会社で会議があり、その中で社長からこのような話がありました。

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FIREは日本をダメにする

1.若者の間でFIREが流行っている

  • 最近、若者の間でFIRE(早期リタイア)が話題になっている。
  • 日本の経済を盛り上げるためには若者の頑張りが必要。
  • そもそも少子高齢化が進む日本でこの状態では日本は衰退してしまう。

2.自分本位でしかない

  • FIREして最低限の暮らしができればいいというのは、自分の生活さえ守ることができればそれで良いという自分本位なもの。
  • もしも自分の家族が重い障害や病気を持った時に救うことができるのか。
  • あるいは、自分がそうなった時に家族に迷惑がかからないか。
  • ヤングケアラーという、自分の親の面倒を見ないといけなくて、ろくに勉強や仕事ができない若い子供たちが日本にもたくさんいる。
  • ヤングケアラーを少しでも助けられるように先日寄付をした。

以上が社長の言葉でした。

それに対して僕が思ったことは次のとおりです。

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僕が思うこと

僕はFIREしたいと考えています。

社長は「FIRE=仕事を何かも放り出してのんびり暮らす」ことをイメージしているのかもしれませんが、僕はそうでなくて、会社勤めでなくても生きていけるようになりたいのです。(正式にはバリスタFIREとかサイドFIREと言われるものかもしれません。)

会社に雇われて毎月お給料をもらうだけの生活をしていると、会社の経営が悪化した時に仕事を失ったり、嫌な仕事ばかり引き受けてストレスを抱えて病気になる可能性だってあります。そう考えると、よっぽど安全な経営でお給料をたくさんもらえて、自分がやりたいことを自由にさせてもらえる相当ホワイトな会社(そのような会社が日本にあるのか分かりませんが・・・)に勤めている人以外は、自分自身で生活できるようになる努力をすべきだと思うのです。会社に雇われているだけの人の方が、逆に家族を救えない可能性だってあります。

例えば、副業などしたことない人が突然クビになってしまったり、家族の面倒を見なきゃいけないからと時短勤務等になってしまうと、給料は激減し、生活が破綻する可能性が高いです。一方で副業を経験している人の場合、しっかりと稼ぐことができているかどうかは置いておいても、同じような状況になった時に、何とか収益化できないかとすぐに対応できる力が身に付いているはずです。さらに、資産運用をしていると、生活が破綻するまでの月日を引き延ばすことができます。

副業から起業に繋がり、若い経営者の誕生という可能性も十分にあり得るので、FIREを目指すことは全く悪いことではないし、必ずしも日本の衰退に繋がるということもないと思います。

それから、ヤングケアラーの話がありましたが、どうしても人の心配・手助けをする前に、まずは自分や家族の生活を守る方が優先になってしまいます。自分や家族が老後もきちんと生活できる自信があれば、社長のように寄付等で協力したいと思うかもしれませんが、老後について大きな問題を抱えている日本で、僕にそのような時が来るのかは正直分かりません。なのでそれまでは、国の政策や超富裕層の方々の協力を得るしかどうしようもないと思っています。

FIREを目指すことは、早くラクして暮らしたいという思いからだけでなく、人生の可能性や選択肢を広げるものであるという認識で僕は日々努力しています。

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