今年もお盆が近づいてきたのでお墓参りに行ってきました。
毎年娘と行っているのですが、子供には誰のお墓なのか、そもそもお墓って何なのか等は説明したことがありませんでした。
娘はもうすぐ5歳、いろいろと言葉や知識は身についてきたので、お墓に行くまでの車の中で少しお話してみました。
子供への説明
お墓参りとは何か
お墓参りの前に、お花やお供え物の買い出しに向かう時に子供に「どこに行くん?」と聞かれました。
僕は「お墓参りだよ。お墓って知ってる?」と答えると、「知らない」と返ってきました。
「お墓は死んだ人のおうち。今日はお墓に行って挨拶と掃除をするんだよ。」と説明したところ、「へー」という返事が返ってきましたが、ちゃんと話を聞いていたのか分かりません。
誰がお墓に入っているのか
続けて「そのお墓に入っているのは、○○(娘の名前)を産んだお母さんだよ。」と言ったのですが、これも「へー」という返事でした。半年前(娘が4歳半ぐらいの時)に、家にある仏壇のことと絡めてお母さんの話をしたことがあったので、自分が置かれた環境については何となく分かっていると思いますが、意外とあっさりしています。
娘の反応
4歳、5歳となると、大人とも大体のことをコミュニケーション取れるようになりますが、母親が亡くなっているということについては、意外とあっけらかんとしています。娘にとっては母親と過ごした日々は全くなくて、今育っている環境が当たり前なものなので、娘のその態度は当然なのかもしれません。
お墓に到着してからの様子
お墓に到着してから、娘は率先して水をかけたりブラシでこすったりしてくれました。とは言っても、「お母さんのお墓だから」という気持ちがあるからとかではなくて、とりあえず何でも自分でやりたい時期なんだろうと思います。線香をあげたり、手桶の片付けまで最後までしっかりとやってくれました。これがいつまでも続くと嬉しいですが・・・。
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