会社員を辞め、稲垣えみ子さんの著書「家事か地獄か」を読んで以来、脱・家電生活にちょっとした憧れを抱いています。
以前、ロボット掃除機「ルンバ」をやめた(普通の掃除機はやめられない。。。)ことについての記事を書きましたが、今回は炊飯器を卒業することができたので、僕なりのお米の炊き方を紹介します。
準備するもの
- ざる
- 計量カップ
- 鍋
- 蓋
- タイマー
この5点です。
ざるは、お米を研ぐときに使います。研いだ後は水をしっかり切ります。
計量カップは、炊飯する際の水の計量に使います。
鍋は、炊飯用です。
僕はもともと家にあったティファールの22cm深型フライパン「IHルージュ・アンリミテッド マルチパン」を使っています。(これ、鍋じゃなくてフライパンだったんだ)
「IHルージュ・アンリミテッド」は、【チタン・アンリミテッド コーティング】という耐久性も安全性も高いコーティングが施されたものなので、おすすめできます。
蓋は、炊飯時に鍋の上に乗せます。
鍋とセットになっている蓋で良いです。
ない場合は100均などで売っているシリコンのものでも良いのですが、僕は今はヒノキ製の木蓋にしています。
重量が1kg以上あってしっかりしていますし、お米が炊き上がり蓋を開けた時に、ヒノキの香りがフワッと広がるのが趣があって良いです。
また、シリコン製だと蓋を開けた時に、蓋についた水滴(蒸気)がポタポタと垂れてしまうのですが、木製だと水を吸収するため垂れることはありません。
上記の鍋+蓋でこのようになります。
タイマーは、炊飯時間を測るものですが、コンロにタイマー機能が付いていればそれがベストですし、なければスマホでもいけます。
手順
*1.5合炊きの場合で説明します。
①研いだお米と水を鍋に入れて吸水
お米1.5合に対して、水は300mlにしています。
研いだお米と水を鍋に入れた状態で、30分〜1時間ほど放置して吸水させます。
ゴミや虫が入らないように、この段階で蓋をしておけばOKです。
吸水完了後すぐに炊飯を始められるように、鍋はコンロの上に置いておくと良いでしょう。
②中火で3分加熱
まずは中火で3分加熱します。
うちはIHコンロで「5」にしています。
③弱中火で6分加熱
弱火と中火の中間ぐらいにして6分加熱します。
IHコンロでは「3」にしています。
④弱火で7分加熱
最後は弱火にして7分加熱します。
IHコンロでは「1」にしています。
⑤コンロから離して1分以上待機
お米は炊きあがっているのですが、すぐに蓋を開けてシャモジですくおうとすると、お米が鍋にビチャっとくっついて取りづらいことがあるので、最低でも1分以上、できれば3分ぐらいは蓋をしたまま待った方が良いです。
この間に僕はおかずをお皿に盛り付けたり、洗い物・片付けをしたりしています。
また、待機させる時は一旦コンロから離してください。隣のコンロで調理している鍋やフライパンの熱をジワジワと受けて過加熱となり、お米が焦げ付いてしまうことがあるからです。
⑥ご飯をよそう
蓋を開けるとこんな感じです。
炊飯器で炊いたものと大差ありません。
鍋の中でしっかりと混ぜて、お茶碗によそってください。
注意点
水の分量や加熱時間は、あくまでうちの鍋やコンロで1.5合炊飯した場合になります。
例えば、お米を3合にした場合、単純に水の量も2倍にすれば良いというものでもないかもしれませんし、加熱時間も大きく変わると思います。
それから、蓋と鍋の密封度が変われば、蒸気の逃げる量が変わり、同じ1.5合でも水の分量や加熱時間を調整する必要があると思います。(経験上、できるだけ蒸気を逃さないほうがうまく炊けます。)
一発でうまく炊けるとは思わず、参考として見ていただけますと幸いです。
まとめ
- 吸水30分、中火3分→弱中火6分→弱火7分、待機1分以上
- 炊飯時間自体は炊飯器より短い。
- 家にあるものですぐできる。
- 道具が違えば同じ手順でも失敗する可能性がある。
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