会社勤めを辞めてから様々な面で驚いたり、困ったりすることがあります。
FIREを目指している方、必見です。
1.社会保障関係
驚いたこと
70歳未満であれば、病院に行った時の治療費は当たり前のように3割負担で済みますが、これは会社勤めであれば自動的に加入されている社会保険のおかげです。
会社勤めを辞めると、当然この社会保険から外されるため、国民保険に加入する必要があります。
この国民保険への加入手続きは、自分で役場へ行って対応する必要があります。
僕は、切り替えるにあたり、国民保険料がいくらぐらいになるのか計算してみました。
計算方法は、各地方自治体のホームページ等に掲載されており、前年(1~12月)の総所得が必要となります。副業収入や株等で配当金を得ている方は、そういった収入も含みます。(遺族年金は入りません)
最新の確定申告書をもとに計算してみると、、、なんと月あたり約7万円!
一応上限が定められていますが、そこにほぼ近い額です。今年の収入は前年より大きく下がるに決まっているので、こんな額払えるはずありません。払わないほうがマシなレベルですが、その選択はできないそうです。
また、住民税も同様に前年の収入をもとに計算されるので、今の収入ベースでは困ったことになるかもしれません。
対応策
社会保険については、任意継続制度というものがあります。
この手続きも自分でする必要がありますが、この制度を活用すれば保険料を大きく下げられる可能性があります。
ざっくりですが、直近のお給料の時に支払った(天引きされた)社会保険料の2倍の金額のイメージです。2倍というのは、社会保険料が会社と折半で支払われていたためで、退職することで全て自己負担になるということです。
僕の場合は、任意継続で約3万円に抑えることができました。国民保険料の半分以下です。
任意継続では、辞めてから2年間はこの保険料で加入できるので、来年になって、今年の収入をもとに算出した国民保険料とどちらが安いのかを比較して、国民保険に切り替えるのか、任意継続のままにするのかを検討しようと思っています。
ただし、任意継続制度を活用するなら、退職日の翌日から20日以内に協会けんぽに書類を送付する必要があるので、のんびりしていられない点は注意が必要です。(提出書類に不備があったとしても、20日以内にとりあえず書類が届いた実績があれば問題ないそうです。)
2.世間の目
困りごと
誰かから「お仕事何してるの?」と聞かれた時に、相手が大人であれば「FIREした」「株式投資してる」「自営業(自由業)」などと適当に返せるのですが、先日、娘が学校から帰ってきた時に、たまたま僕が庭にいて、一緒に下校している娘の友達と顔を合わせることになってしまいました。
娘の友達は、お父さんが平日のお昼に家にいることが不思議だったみたいで、「あれ?お仕事は?」と聞いてきました。
小学生に向かって、FIREだ、株だと言っても分からないと思い、とっさに「おうちでしてるんだよ」と答えました。
すると、「なんで?」と返してきました。
「家でできる仕事なんだ」と言って事なきを得ましたが、定年していない年齢の大人が、毎日毎日昼間から家にいるのはまだまだ変わった光景のようです。
対応策
周りの目は気にしない。これしかありません。
ライティング、プログラミング、事務仕事などなど、今どき家でできる仕事はたくさんあります。
堂々としていれば問題ないです。
FIREして3ヶ月が経とうとしていますが、思ったことはこのぐらいですかね。
また何かあれば報告します。
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