スマホの普及でキャッシュレス決済がどんどん広まっています。
身近なところではクレジットカードもキャッシュレス決済の1つですが、それ以外にも電子マネーを色々と組み合わせることで、クレジットカードより大きなポイントをゲットできます。
僕が現在活用している電子マネーと、その活用方法を紹介します。
準備すべきカード
今回紹介する電子マネーは、クレジットカードやプリペイドカードでチャージして支払いを行います。
まずは、使い勝手が良く、ポイント還元率も比較的高いカードを紹介します。
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- JQ CARDエポスゴールド
- 楽天カード
- ファミマTカード
- auプリペイドカード
以下、1枚ずつ紹介します。
*なお、それぞれのカードで獲得したポイントのおすすめ活用方法は、記事の後半に記載します。
1.三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カードNLのゴールドカードで、僕のメインカードです。
NLとはナンバーレスの略で、カードにクレジット番号が書かれていないため、見た目がとてもスマートです。
できればVISAとMastercardを両方とも欲しいですが、一度に両方作ると年会費が大変なことになるので、優先順位としてはMastercardが先です。
その年会費は5,500円となっていますが、年間100万円利用することで永年無料にできます。上記JQ CARDエポスゴールドの方が永年無料のハードルは低いので、100万円使う自信がない方はJQ CARDエポスゴールドを選んだ方が良いと思います。
このカードでの支払い(電子マネーへのチャージ含む)により、Vポイントが貯まります。
ポイント還元率は0.5%と低いですが、年間100万円利用で10,000ポイントが付与されるため、こちらも実質+1%の上乗せが期待できます。
そしてこのカードの1番のメリットは、コンビニやカフェ、ファミレスにおけるタッチ決済で5%以上の高いポイント還元を受けられることです。一度永年無料にしてしまえば、このようなちょこちょこ使う場面で大活躍です。
カードの発行はこちらのハピタス経由がおすすめです。
2.JQ CARDエポスゴールド
JR九州が発行するエポスのクレジットカードです。
ゴールドという名前のとおりゴールドカードではありますが、「入会後1年間」「年1回の利用」で年会費は無料、「年間50万円以上利用」で年会費永年無料となります。年間50万円というのは約4.2万円/月です。食費、光熱費、通信費・・・このあたりで良いところまで達成できるのではないかと思います。
敷居の低いゴールドカードのように見えますが、ちゃんと国内外の空港ラウンジに無料で入ることもできます。
このカードでの支払い(電子マネーへのチャージ含む)により、JQポイントが貯まります。
ポイント還元率は通常0.5%と低いですが、年間50万円利用で5,000ポイント、年間100万円利用で10,000ポイントが付与されるため、実質+1%までは上乗せできます。
さらに、「選べるポイントアップショップ」では自分が指定する3ショップのポイント還元率が1.5%となります。このショップには、電気・ガス・水道などの公共料金や国民年金、保険、ガソリンスタンド、ETCなどジャンルは多岐に渡るので、思っていたよりポイントが貯まりやすいです。僕は、電力会社・国民年金・ETCの3つをセレクトしています。普段よく行くスーパーやドラッグストアが決まっている方は選択するのもありです。
カードの発行はこちらから進めますので、良かったら「ご紹介番号:23101132805」を入力していただけますと幸いです。
3.楽天カード
もはやほとんどの人が持っているであろう楽天カードです。
入会費・年会費無料でポイント還元率1%と、優れたパフォーマンスを発揮するカードの1つで、持っていて損はありません。
ただし、楽天経済圏は改悪が多いうえに、電子マネーへのチャージではポイントが付かないものもあるので、メインカードとしては使っていません。
まだ持っていない方はこちらから、ハピタス経由で作ることをおすすめします。
4.ファミマTカード
ファミリーマートが発行する入会費・年会費無料のクレジットカードです。
ポイント還元率は0.5%で、Tポイントを貯めることができます。
メインカードにはなりませんし、活躍の場は少ないですが、ある場面で活躍することがあるので、こちらからハピタス経由で発行しておいても良いでしょう。
5.auプリペイドカード
KDDIが発行しているプリペイドカードです。
このカードで支払うことで0.5%のPontaポイントを獲得できますが、事前にクレジットカードからチャージしておく必要があります。
僕はこのカードで支払う機会はなく、他の電子マネーへのチャージに利用するだけのカードとなっています。
発行はこちらからですが、携帯会社がauではない方は先にauPAYよりau IDを発行しておく必要があります。
準備すべき電子マネーアプリ
カードの準備が整ったら、スマホに電子マネーのアプリをインストールしていきます。
使用するアプリは以下です。
- JAL Pay
- ANA Pay
- auPAY
- ファミペイ
- 楽天Edy(Android限定)
- 楽天ペイ
- waon
- nanaco
それでは、1つずつ簡単に説明します。
1.JAL Pay
- お支払方法:事前チャージorマイルによる「QUICKPay」
- 特典:0.5%のJALマイル
2.ANA Pay
- 支払い方法:事前チャージorマイルによる「iD」
- 特典:0.5%のANAマイル
3.auPAY
- 支払い方法:事前チャージによる「QRコード決済」
- 特典:0.5%のPontaポイント
4.ファミペイ
- 支払い方法:事前チャージによる「バーコード決済」
- 特典:0.5%のキャッシュバック(チャージ残高に付与)
5.楽天Edy(Android限定)
- 支払い方法:事前チャージによる「楽天Edy」
- 特典:0.5%の楽天ポイント
*なお、僕の場合は買い物での支払いではなく、「楽天キャッシュ」への切り替えに利用しています。(後述)
6.楽天ペイ
- 支払い方法:楽天ポイント(楽天キャッシュ)による「QRコード決済」
- 特典:0.5%の楽天ポイント
7.waon
- 支払い方法:事前チャージによる「waon」
- 特典:0.5%のwaonポイント
8.nanaco
- 支払い方法:事前チャージによる「nanaco」
- 特典:0.5%のnanacoポイント
おすすめの支払い方法&手順
カードとアプリが揃ったところで、ようやく高還元でポイントをゲットできます。
支払い方法別に、その手順(チャージパターン)を紹介します。
①iD(総還元率:1.5~2.5%)
利用シーン:スーパーやドラッグストアなど日常の買い物、Amazonでの買い物、交通系ICへのチャージ
普段よく行く店舗が決まっているのであれば、JQエポスの「選べるポイントアップショップ」を活用してクレジット払いする方がラクです。(1.5~2.5%)
三井住友カード ゴールド(NL)の100万円修行が必要な方におすすめルートですが、iPhone端末しか使えません。
【チャージパターン(iPhone限定)】
- 最大総還元率:2.5%は、クレカで年間100万円利用した場合
- iPhoneの方はJAL→ANAはApple Payで直接チャージ
②QRコード決済
利用シーン:請求書払い、小規模店舗など
僕は、固定資産税と住民税の支払いに楽天ペイを使っています。
auPAY(総還元率:1~2.5%)
【チャージパターン】
- 請求書払いの時はauPAYによる還元がないため総還元率:1~2%
- クレカを年間100万円達成かつ店舗でauPAYを利用した場合に最大総還元率:2.5%
楽天ペイ(総還元率:1~2.5%)
【チャージパターン①(Android限定)】
- 楽天キャッシュへの切り替え時にAndroid端末が必要(切り替えだけに使用するならSIMカードが入っていなくてもOKなので、楽天EdyへのチャージまでをiPhoneでしても大丈夫)
- 請求書払いの時は楽天ペイによる還元がないため総還元率:1~2%
- クレカを年間100万円達成かつ店舗で楽天ペイを利用した場合に最大総還元率:2.5%
【チャージパターン②(Apple Payチャージ)】
- ファミマTカード→ファミペイをApple Pay経由でチャージした場合、上限3万円/月
- 楽天POSAはファミリーマート店舗で指定の金額分を購入
- 請求書払いの時は楽天ペイによる還元がないため総還元率:1%
【チャージパターン③(クレジットカードチャージ)】
- ファミマTカード→ファミペイをクレジットカードチャージした場合、上限10万円/月
- ファミマTカード以外のJCBクレカからチャージした場合、上限30万円/月
- ファミマTカードのTポイントは付かず、ファミペイポイント1%付与
- 請求書払いの時は楽天ペイによる還元がないため総還元率:1%
楽天証券で投資信託等を積み立てている場合、クレジットカード引き落としだと0.5%しか楽天ポイントは付与されませんが、ファミリーマートでPOSAカードを購入し、楽天キャッシュを購入することでトータル1%のポイントが得られるため、こちらの方がお得です。
それから、ファミペイを使っていると月に1度程度の頻度で無料クーポンが配布されるのが地味に嬉しいです。
PayPay(総還元率:1.5~2.5%)
【チャージパターン(iPhone限定)】
- ANA Payのクレジットカード番号をPayPayに登録し、PayPayによるクレジットカード払い
- 最大総還元率:2.5%は、クレカで年間100万円利用した場合
③タッチ決済(総還元率:5~7%)
利用シーン:セブンイレブン、ローソン、ファミレスなど
- カードのタッチで5%、スマホのタッチで7%
- iDやカードの差し込みでは高還元が得られないので、必ず「タッチ決済」または「クレジットカードのタッチ」と伝える
- 高還元対象のお店はこちら
*対象のお店(一部)
④waon(総還元率:1.5~2.5%)
利用シーン:イオン系列の店舗
【チャージパターン】
- iDと同じ還元率
- 最大総還元率:2.5%は、クレカで年間100万円利用した場合
⑤nanaco(総還元率:1.5~2.5%)
利用シーン:セブンイレブン系列の店舗
QRコード決済の請求書払いができない場合は、セブンイレブンに行ってnanacoで支払うことができます。ただし、nanacoポイントは付きません。
【チャージパターン】
- iDと同じ還元率
- JAL PayからnanacoへApple Payチャージも可能
- セブンイレブンでの買い物は、クレジットカード タッチ決済の方が還元率高い
- 最大総還元率:2.5%は、クレカで年間100万円利用した場合
ポイントの活用方法
電子マネーの活用により、キャッシュバックや様々なポイントを多重取りできます。キャッシュバックはそのまま次回以降の支払いに使うしかないですが、ポイントの場合は少し悩みどころです。
僕は、以下のポイントについては支払いではなく、投資に回すことが1番効率の良い使い道だと思っています。
- Vポイント
- JRキューポ
- Pontaポイント
- 楽天ポイント
1つずつ説明します。
1.Vポイント
三井住友カード ゴールド(NL)の利用によって得られるVポイントは、SBI証券での投資信託の買い付けに利用することができます。
投資信託の購入は100円から、ポイントは1ポイントから使えます。つまり、100ポイント以上保有していればお金を1円も使うことなく投資信託を買うことができます。
僕が買っている投資信託は以下の記事に書いています。
これにより、ポイントからお金が生み出されるという、素晴らしい現象を体感することができます。
証券会社の開設がまだの方は、こちらからハピタス経由で開設するのがお得です。
投資に利用しない場合でも、Vポイントアプリを使えばコンビニ等でタッチ決済やiDによる支払いが可能です。
2.JRキューポ
JQ CARDエポスゴールドの利用によって貯まるJRキューポは、500ポイント以上保有している場合、Pontaポイントに等価交換できます。
交換したPontaポイントは、Vポイントと同様にSBI証券で投資信託の買い付け時に使用することができます。
3.Pontaポイント
JRキューポからの交換だけでなく、auPAY(auプリペイドカード)の利用によっても貯まるPontaポイントは、auPAYによるQRコード決済でお買い物ができます。
4.楽天ポイント
楽天カードや楽天ペイの利用によって貯まる楽天ポイントは、楽天証券で投資信託を買い付けることができますが、そこで使えるポイントは通常ポイントのみです。
期間限定ポイントは、楽天市場でのお買い物や楽天ペイでの支払いに使いましょう。
楽天証券は、SBI証券に並ぶ有力な証券会社なので、口座は開設しておいて損はありません。
こちらからハピタス経由でお得に開設しましょう。
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